エーコー/EIKO耐火金庫について
エーコー/EIKOの耐火金庫は、「火災対策」の性能を持った金庫です。
JIS(日本工業規格)の耐火性能試験の項目に基づき、建物火災や震災による衝撃・二次災害としての火災まで、大火災時の消火活動が困難なケースを想定しています。
耐火金庫の耐火性能
一般紙用
30分耐火性能試験合格品
一般紙用
1時間耐火性能試験合格品
一般紙用
2時間耐火性能試験合格品
フレキシブルディスク/カードリッジ用
1時間耐火性能試験合格品
一般紙用
UL(米国安全規格)認証1時間耐火性能試験合格品
急加熱・衝撃落下
併用試験合格品
EIKO/エーコーの耐火金庫の合格基準
一般紙用耐火性能試験の場合
庫内の最高温度177℃以下である。
庫内の壁全体に貼った新聞紙が変色・劣化などが著しく無く判読可能である。
EIKO/エーコーの金庫の耐火のメカニズム
火災発生時の温度上昇により、約100℃で耐火材の隙間に保持されている自由水が気化する際の気化熱で、金庫内の温度を下げます。その後、約600℃に至るまで耐火材の主成分であるセメント硬化物の中に含まれる結晶水が気化し、その気化熱で庫内の温度上昇を緩やかにします。
EIKO/エーコー金庫の耐火性能の耐用年数は20年
耐火材中の水分が年数経過で減少するので温度上昇を緩やかにする役目である自由水と結晶水が製造後少しずつ気化し、20年経過すると、水分量の20%が消失されます。
その結果、水分量の低下と共に、各製品の耐火時間が維持できなく性能が低下することとなる20年を目安としています。